洋服選びが苦手な人のイメージはどちらかというと
迷ったあげく、似たようなものを選んだり
なかなか決められなかったり
似合うものがわからないなど
ネガティブなイメージがあるように思います。
私自身、以前はお出かけの前の洋服選び、
クローゼットにはモノトーンの色ばかりで
黒、灰色、黒、(ときどき)茶色、灰色、黒・・・
形も違うし、買ったお店も違うし、
自分の中では毎日コーディネートしてるつもり。
でも、一歩外に出てみると
「いっつも黒い服ばっかりで地味・・・私ってダサい」 って思っていました。
でも今の私は、洋服を選ぶことに対して
もの凄くプラスのイメージを持っていて
洋服選びのポイントを知りたいと思わなかったら
絶対に発見できなかったと思えるほど
自分に似合う洋服を選べることに魅力を感じています。
このことを知っていただくと
もしかしたら洋服を選ぶことを
ネガティブに感じていらっしゃる方も
洋服選びやショッピングやご試着が楽しい
と思ってもらえるかもしれません。
まるまると太っててダサい・・・
見た目に自信がなかった私が、いつもルンルンでおでかけ出来るようになった秘訣♡
最後までお付き合いいただければ幸いです。
目次
まるまると太っていた私、いつも体のラインが出ない黒い服ばかり。
出掛ける時には鏡に映る自分を見てため息・・・。
うら若き乙女の頃(高校生くらい)、
身長156㎝の私は、体重が70㎏にせまる体型でした。
夏場にスカートを履くと、
両足の太ももがピッタリくっついて、
歩くと擦れて赤くなり、
毎日ヒリヒリ。
お出かけの時に着る服といえば、
上:お尻のラインをすっぽり隠せるロングチュニック
下:ちょっとでもラインを綺麗にみせたくてベルボトム
(昔は“パンタロン”って呼ばれてた)
そしてもちろん、
色はモノトーン!!
グレー+黒
茶色+黒
でバリエーションをつけていました。
体型気にしてるなんて恥ずかしくて言えず、
その場しのぎの言い訳をする始末・・・。
鏡の前に映る自分を見ては、
「あぁ・・・私って本当にダサい・・・」
そんな毎日を過ごしていました。
好きな人ができた!モテたい一心でダイエット!ワタシとにかくやせたいの!
そんな私にも転機が訪れます。
バイト先で知り合った男性に一目ぼれ!
フェンシングをやっている彼は、
背が高くて体も引き締まっていて、
いつもさわやかな笑顔で話しかけてくれたんです。
そう決意した私は、
“人生初”のダイエットを決行します。
・お菓子は厳禁
・ごはん、パンなどの穀類は食べない
・1食は400キロカロリー以内に抑える
・夜6時以降は水以外何も口にしない
これを毎日続けました。
そう。
徹底的なカロリー制限ダイエットですね。
一度思い込んだらトコトンなタイプの私は、
まるで何かに憑りつかれたかのように、
約1年、このダイエットを続けたんです。
体重は20㎏減ったけど結局失恋、ダイエットし過ぎで生理も止まる・・・。「最近笑ってないね」友達の一言ででノックアウト
そんな“苦行”に近いダイエットを続けた結果、
70㎏あった体重は50㎏になり、
約1年で20㎏痩せることに成功しました。
今振り返っても、
この時ほど自分を追い込んだことはありません。
ついに私は、
一目ぼれしたフェンシングの彼に告白をします。
好きです、お付き合いしていただけませんかっ!!
僕、実は長年付き合ってる彼女がいて、来年大学卒業したら故郷の岐阜に帰って結婚するんだよ。気持ちだけ受け取っておくね、ありがとう。
・・・・瞬殺!!
はかなくも一瞬にして、
1年越しの私の恋心は終わりを迎えたのでした・・・。
それよりかさ、あんず、なんか病気っぽくない?大丈夫?
それに最近、あんずまったく笑ってないもんね
がーーーーん
「まったく笑ってない」
友人からのそんな他愛のない一言に、
ものすごいショックを受けた私。
ダイエットして20㎏も痩せたけど、
結局好きな人にはフラれてしまい、
生理もとまって、笑顔もなく暗い・・・。
私がやってることってもしかして間違ってる?
私はこんな状態を目指していたんじゃない!!
そんな気持ちが芽生えた瞬間でした。
パーソナルカラー診断との出会い
「ほんと?私に似合う色と形ってのがあるの!?」
そんな出来事があって以降、
無理なダイエットには終わりを告げましたが、
体重のコントロールだけは続けていました。
でもやっぱり洋服選びに関しては、
相変わらずのモノトーン。
モノトーンを選んでいた、のではなくて、
モノトーンしか選べなかったんです。
講師の仕事で人前に立つ機会が増えた私は、
「これでいいのだろうか・・・?」
と思い始めます。
そんな時、
以前から知り合いだった女性から、
パーソナルカラー診断に興味ない?
とお誘いを受けました。
そんな風に感じつつも、
せっかく誘ってもらったんだからと考え、
思い切って診断を受けてみることにしました。
診断結果はおおよそこんな感じでした。
・お肌の色はブルーベースだからイエローベースのファンデを使うと老けて見える
・鮮やかな赤とか青、白や黒が似合う
・直線的な形や幾何学的なデザインがピッタリ
・芸能人では、黒木メイサさんや天海祐希さんと同じ
疑いの気持ちでいっぱいな私でしたが、
実際にメイクをしてもらって、
似合う色の布を首元にあててもらった
自分の顔を鏡で見た瞬間・・・
鏡に映る自分の表情は、
今まで見たこともないくらい、
ステキな笑顔になっていたのでした。
無我夢中で自分に似合う色と形を探求!
大事なのは自分に似合うものを知っていること
パーソナルカラー診断を受けた後、
クローゼットの中にある洋服たちの中で、
自分に似合わない色や形のものをバシバシ捨てました。
例えば・・・
【二の腕の部分がふわっとしているブラウス】
直線的なものが似合う私にとって、
乙女っぽいデザインのものは、
反対におばさん臭さを出してしまうアイテムでした。
【小花柄の淡いピンクのワンピース】
大柄なもの、幾何学なものが似合う私には、
これもまた、ダサイ印象になりがちなアイテムでした。
【ベージュやカーキの服】
ハッキリとした色が似合う私にとって、
ベージュやカーキなどの色をトップスにすることで、
疲れた老け顔に見せてしまっていたんです。
セールで安かったから
流行ってるから
無難な色だから
以前はそんな気持ちで洋服を購入していました。
自分に合ってるか?で洋服を選ぶなんて、
考えもしたことなかったんです。
そんな私が、自分に似合う「色見本帳」持参で
お店に入っては洋服の色と比較し、
定員さんに「ビビットな赤とかないですか?」と交渉し、
納得して購入している。
それはもう、快感でした。
無我夢中で約3カ月にわたり、
色見本帳持参でお店巡りをした結果、
私の持っている洋服は完全に一新されました。
自分に似合っている洋服で
埋め尽くされたクローゼット。
人生で初めて、
洋服選びの楽しさを知ることができました。
美しさとは”ワタシ”を知って自分に似合う装いを身につけている自信の表れ
美しさって何でしょうか。
いまの私が考える美しさとは、
自分に似合うものを知っていること
なんじゃないかなぁと思います。
以前、やせていることが美しいと思い、
ダイエットに励んだ私でしたが、
やせた後も自分の見た目に対して
いつもモヤモヤとした気持ちを抱えていました。
やせることだけでは、
見た目に対する自信は得られなかったんです。
そんな私が、
パーソナルカラー診断を受け、
自分に似合う色を知ったことで、
モヤモヤはあっという間に消えました。
悩んでいた昔の自分が嘘のようです。
昔の私がモノトーンを選んでいたのは、
「まるまると太っていた体を隠したい」
そんなネガティブな気持ちからでした。
いまの私がモノトーンを選ぶのは、
「自分を美しく見せてくれる色だから」
というポジティブな気持ちからです。
似合う色を自分で知っている。
知っているからこそ自分で選べる。
自分で選んでいるからこそ満足感がある。
美しいっていうことは、
自分に似合う装いを身につけている自信の表れ
そんな風に思っています。
似合う色を装う自信から出る笑顔、
周りから素敵だねと言われて「私ちょっとイケてるよね♡」と思える毎日
自分に似合う色を装っていると、
日々の生活の中でこんなことがよく起こります。
パーソナルカラー診断を受けて、似合う色を身につけてるからかなぁ。
また、初めて出会った人からは、
こんな風に言われたりもします。
・雰囲気がステキですね
・笑顔がいいですね
・仕事ができそうですね
そんな時、私自身の体験をお話すると、
自分に似合う色って何かな~?
とみなさん興味を持ってくださるんですよ。
「私ってちょっとイケてるかも!」
そんなルンルンな気持ちを持てていることで、
楽しい毎日を過ごすことができています。
まとめ
まるまると太っててダサい・・・
見た目に自信がなかった私が、いつもルンルンでおでかけ出来るようになった秘訣♡
いかがでしたか?
やせたら美しくなれる。
やせたら自信が持てる。
そう思って始めたダイエットでしたが、
いざ、やせてみても、
自信を持てることはありませんでした。
それどころか、
あまりにも無理なことをやって、
笑顔もなく暗い人になっていた。
まさに「本末転倒」ですよね。
いま考えると、
美しいなぁと思う人って
やっぱり笑顔がステキな人かなって思います。
自分のことを知っていて、
自分に似合うものを知っていて、
自分で選んだ装いをすることが出来ている。
それが
自分っていいよねって
思えている自信になって、
ステキな笑顔でいられる秘訣
なんじゃないかなぁって思うんです。
私のこの経験が
何かのヒントになったら嬉しいです。